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これから一緒につくっていきたい人のこと

最近、「これから誰と一緒に仕事をしていきたいか」を考えることが増えました。

オーバーライトは、AI活用や業務システム開発、Web制作を中心に、社内にIT担当者がいない会社の「裏方」として動いている小さな会社です。だからこそ、一人で、あるいは自社だけで完結する仕事より、誰かと組んで進める仕事のほうが圧倒的に多い。

今日は、そんな私たちが「これから一緒につくっていきたい」と思う相手について、少し書いてみます。採用の話ではなく、協業——一緒にプロジェクトを進めるパートナーについての話です。

「丸投げ」ではなく、「一緒に考える」関係

まず前提として、私たちは仕事を丸ごと請け負って、結果だけを納品する関係があまり得意ではありません。

もちろん、決まったものをつくって納めることもできます。ただ、いちばん力を発揮できるのは、「何をつくるか」から一緒に考えられるときです。相手が困っていることを一緒に言葉にして、どこをAIやシステムに任せ、どこを人がやるかを一緒に線引きしていく。そういう進め方のほうが、結果的にいいものになります。

丸投げの関係がなぜうまくいきにくいのかは、システム開発をベンダーに「丸投げ」して失敗する会社の共通点にも書きました。裏を返せば、一緒に考える余白を持ってくれる相手とは、とても良い仕事ができるということです。

得意を持ち寄れる相手

理想的なのは、お互いの得意を持ち寄れる関係です。

たとえば、Web制作やブランドづくりをしている会社やデザイナーの方。その現場では、クライアントから「AIを使いたい」「業務を効率化したい」「問い合わせ対応を楽にしたい」という相談が出てくることがあります。

そういうとき、デザインや見せ方はその道のプロに任せて、私たちは業務整理やAI活用、システムの裏側を担う。表と裏で役割を分け合えると、どちらか一方では届かなかったところまで手が届きます。 私たちが「裏方」と言い続けているのは、そういう組み方が好きだからです。

分野が違う人ほど、面白い

もう一つ大切にしているのが、自分たちと違う分野の人と組むことです。

先日参加したKOBE Creators SALON Vol.2でも、新聞社の記者さんやライターさん、アパレルの方、イラストレーターさんなど、普段の仕事では接点の少ない方々と話しました。分野は違っても、「情報を整理したい」「属人化をなんとかしたい」「本来やりたいことに時間を使いたい」という悩みは驚くほど共通しています。

違う視点を持つ人と組むと、自分たちだけでは思いつかなかった使い方や見せ方が生まれます。協業の面白さは、この「掛け算」の部分にあると思っています。

「お互いさま」でいられる人

正直に言うと、私は身内や仲間に対する意識がかなり強いタイプです。一緒に仕事をする相手のことは、取引先というより「仲間」だと思ってしまう。だから、困っているときは手を貸したいし、いい話があれば真っ先に声をかけたい。お客様や仕事を紹介することも、これまで惜しまずやってきました。

ただ、その分だけ、ここははっきり書いておきたいと思います。こうした関わりが一方通行になる相手とは、私たちは一緒にやりません。

実際に、こちらから仕事やお客様を紹介しても、受け取るだけ受け取って、返そうという発想がまるでない。困っているときに声をかけても他人事で、自分の利益にならないことには動かない。そういう「個人主義」の方と組んで、こちらばかりがすり減った経験が、正直あります。もう同じことは繰り返しません。

スキルが高くても、実績が立派でも、そこは関係ありません。持ちつ持たれつ、お互いさまでいられるかどうか。 ここだけは、私たちが何より大切にしている一線です。紹介も機会も、一緒に回していける人と組みたい。一人で勝てればいい、という考え方の方とは、たぶん最後まで噛み合わないと思います。

長く、無理のない形で

そして、できれば一度きりではなく、長く続けられる関係でありたいと思っています。

最初から大きな座組みを組むというより、まずは小さく一緒にやってみて、お互いの進め方や相性を確かめる。うまくいったら、少しずつ関わりを広げていく。無理のないところから始めるほうが、結局は長く続きます。

これは、私たちがお客様の業務改善で大切にしている「スモールスタート」の考え方と、まったく同じです。

まとめ

これから一緒につくっていきたいのは、仕事を丸投げする相手ではなく、一緒に考え、得意を持ち寄り、長く続けられる相手です。

分野が違っても、会社の規模が違っても構いません。「これ、一緒にやったら面白いかも」と思ってもらえたなら、それがいちばんのきっかけです。

Web制作やデザインの裏側でAI・業務システムを担ってほしい、地域で何かを一緒に仕掛けたい、そんな協業のお話があれば、ぜひ気軽に声をかけてください。まずは一度、話してみるところから始められたらうれしいです。